このページを読まれているという事は、あなたは今旦那さんの扶養に入っておられる、
もしくは扶養に入ろうか迷っておられる方ではないでしょうか?

今日はそのことについてお伝えしたいと思います。
ワーキングマザーさんなら、知っていて損はないので、これから何度かに分けてお伝えしていきます。
1つ1つ一緒に理解していってもらえればと思います。
今日は序章。簡単にいきますね!
◆扶養が分かりにくい原因1~扶養の種類は4種類ある?!
扶養は下記の4種類に分かれるという事を、まず覚えておいてください。
4種類とも毎月旦那さんが会社から持ち帰ってくる給与明細に載っている項目ですので、言葉は知っておられる方が多いかと思います。

ちなみに③④の扶養は夫がサラリーマンの時のみ存在します。
(夫が会社員) 夫 国民年金第二号被保険者 妻 国民年金第三号被保険者
(夫が自営業) 夫 国民年金第一号被保険者 妻 国民年金第一号被保険者
となり、夫が自営業の場合は、夫が会社員の場合のように扶養という制度はないので、
妻も国民年金第一号被保険者となり、年金保険料を支払って国民年金に入ることになります。
◆扶養が分かりにくい原因2~問い合わせ先が違う?!
実は4種類の扶養はそれぞれ問い合わせ先も異なります。
では、扶養のことを聞きたい場合、どこに連絡すればいいのでしょうか?
違う扶養のことを聞きたいのに、それとは違う管轄に問い合わせしてしまうと、ややこしい事態を招くことがあります。
まずは、自分が4種類のうち、何の扶養について知りたいのかを確認してみてくださいね。
それから、それを管轄している所に問い合わせしてみましょう。
夫の扶養に妻が入っているというシチュエーションで、問い合わせ先は、下記にまとめてみました。
②家族手当の扶養 → 夫の会社
③④健康保険&年金の扶養 → 夫の会社の健康保険組合 または 協会けんぽ
(この場合、内容によっては年金事務所が問い合わせ先の場合あり】
◆扶養がややこしい理由3~複数の壁が存在する
では次に、よくニュースなどで話題になる扶養に関する壁、「103万円の壁」「106万円の壁」「130万円の壁」が
上記の①~④のどのことを指しているのかを、下記の図にまとめてみました。
簡単に一通り見ていきましょう。

このように、扶養にはややこしく思えるのには原因があったのです。
ここが理解できれば、以前より扶養がもう少しわかりやすいものになるのではないでしょうか。
次回は103万円・106万円・130万円の壁についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。
次回もお楽しみに!