住宅購入する際はこんな点を気を付けて!

前回は、女性で住宅購入する方が増えてきたという話題を取り上げました。
前回のブログはコチラ!
  

そんな住宅購入をする上で、気をつけたい注意点について、今回は取り上げてみたいと思います。

◆住宅購入はこんな点に注意!

住宅は購入してからも、物件を所有する限り、税金等がかかり続けます。
ローンが終わればお金がかからないわけではないのです。

・固定資産税
・リフォーム費用・建て替え費用(戸建て)
・修繕費・管理費(マンション)

  
その他にも、購入時には覚えておきたい注意点があります。
下記にいくつか挙げてみました。
  

■注意点■

○周りや営業トークに影響されない

住宅購入は周りも購入しているからというではなく、住宅ローンを払ってでも、自分の満足感を得ることを重視したいと思えるかどうかが大事。

これからローンを返済していくのは、他人ではなく自分自身です。

自分が住まなくなった時は、賃貸にしたり売却すればいいというような営業トークも、要注意。
 
そう簡単にいかないかもしれませんよ。
実際私も物件売却に2年かかった経験があります。

○きちんと予算を決めてから見に行く

物件を見に行くと、ついつい良いものに魅かれてしまいがちに。
しかし、予算はきちんと守りましょう。

○頭金は多めに。だけど臨時貯金を使わない

新築物件は、購入と同時に2割下がると言われています。
そして、諸費用もかかります。

頭金は、3割以上準備しましょう。

また、病気やケガしてしまって臨時貯金がない場合、生活できなくなってしまうのでご注意を。
6ヶ月分くらいの生活費は、臨時貯金として手元に残すなどの対策を。

○なかなか住みかえしづらく、引越し費用もかかる

賃貸と違って、何か不満なことがあれば出ていくという事が難しくなります。

また、私が過去6回引越しした経験から考えると、引越し費用だけでなく、引越し先に合った家具や家電を新たに購入することが多いです。
住宅購入だけでなく、それに付随する費用も考える必要があります。
   
○借りられる金額=自分が返せる金額ではない

たとえ借りることができたとしても、その後返済できなくなってしまっては、元も子もありません。
 
前回ご紹介した女性向け住宅ローンのように、今は収入が低くても借りられる場合も増えてきましたが、逆にきちんと返せる金額かどうかを自分で見極めなければいけない時代になったともいえます。

年間返済額は手取り年収の20%以内(支払負担率)におさめましょう。

 これを使えば支払い負担率がわかるローンシミュレーター
 

 

◆単身女性の住宅購入はこんな点に注意!

単身女性が住宅を買うケースが増えていますが、結婚し世帯を持ってから購入するケースとは、少し注意点が違ってきます。

■注意点■

○今後のライフスタイルの変化

単身女性の場合、今後転勤・転職だけでなく、結婚・出産などでライフスタイルが変わる可能性があります。

今のところに住めなくなったり、収入が減少してローンの支払いが厳しくなった場合、どうするかを考えておく必要があります。

また、結婚して新たに夫婦で住宅ローンを組みたくても、単身の時に借りているローンが残っていれば、売却しないと新たに借りることができない可能性もあります。

また住宅ローンの残債が残っていれば、賃貸に出せない場合もありますので注意が必要です。

 
○就業できない時の対処

住宅ローンの返済は、長期間にわたることが多いです。
今は健康でも、将来はどうなるかわかりません。
 
病気やケガなどで返済ができない場合に備えて、所得補償保険に加入する等、対処法を見つけておきましょう。
 
○物件選びは念入りに

一度購入してしまうと賃貸のように、簡単に住み替えができません。
しかし、せっかく高いお金を支払って購入するのだから、納得のいくものを選びたいですよね。

・防犯対策(オートロック・防犯カメラetc.)がしっかりしているか
・帰り道は物騒でないか
・近隣はうるさくないか
・自分が本当に欲しい設備は揃っているか etc.

 
○制度が受けられない可能性あり

住宅ローン控除や不動産取得税の軽減措置は、床面積(パンフレット等の専有面積ではない)が50m²以上でないと受けることができません。

単身女性の場合、これより狭い物件を購入するケースが多いため、この点には注意してください。

住宅ローン控除についての概要 国土交通省 住まいの給付金HP

不動産取得税の軽減措置    愛知県HP 住宅などの不動産取得税の軽減

 

 

◆共働き家庭が住宅ローンを利用する前に考えたいこと

夫婦でローンを借りるということは、借りられる金額が増えます。
その反面、どちらか一方の収入が減ったり途絶えると、ローンの返済が難しくなってしまいます。
 
利用する前に一度以下のことを夫婦で話し合う必要があります。

・夫婦ともに収入が比較的安定しているかどうか

・この先もずっと共働きを続けていくのかどうか

・出産や育児で収入減の時どうするのか

・どちらかが万が一の時はどうするのか

◆共働き家庭の住宅ローンとは? 

 最近は共働き世帯が専業主婦世帯を上回り、夫婦でローンを借りるご家庭も少しずつ増えてきています。
 
共働き家庭のローンの特徴をあげてみました。

○共働き家庭のローンの種類


 共働き家庭の住宅ローンには、2種類のローンと
3通りの組み方が存在
  
  ➀ペアローン(1通り)
(夫婦で別々のローンを契約し、それぞれの収入に応じた金額を借り入れるもの)

  
  ②連帯型住宅ローン(2通り)
(夫婦収入合算で1つのローンを借りるもの)


・連帯債務型ー夫婦共、平等に返済義務を負う

・連帯保証型ー主債務者(夫)が返済不能時にのみ保証人(妻)は返済義務を負う

○夫婦でローンを借りるメリット
1人で借りるよりも多くの借り入れができる

住宅ローン控除を夫婦ともに受けることができる
(ペアローン・連帯債務型の場合)

○夫婦でローンを借りるデメリット

・1人で借りるよりも手続きが面倒

主債務者ではない方が亡くなった場合には、団体信用生命保険による住宅ローンの返済ができない
(連帯債務型・連帯保証型の場合)
 
また、住宅ローン控除を受ける10年間共働きを続けられない場合、最初から1人で借りた場合よりも、住宅ローン控除の恩恵を受けることができないこともあります。
 

・夫婦どちらかが仕事を辞めると返済に困る
(ペアローン・連帯債務型)

 
 
下記は、主に借りる人(主債務者)が夫という設定で、ローンの組み方と特徴を表にしてみました。


 

 
 


以上、住宅購入の際の注意点をお伝えしました。

人によって様々な価値観があり、想いがあるので一概には言えませんが、個人的には単身女性の住宅購入も、夫婦でローンを組むこともあまりおすすめはしません。

理由は、やはりライフスタイルの変化により収入が減ったりなくなったりした場合、住宅ローンが多ければ多いほど負担になってしまうからです。
また、夫婦でローンを借りた場合には、団体信用生命の適用が片方のみになり、万が一の時大きな問題が残ってしまうことになります。


住宅は人生の3大支出の1つ。
しっかり考えた上で、購入したいですね。