会社員の皆さま、会社員の方がいらっしゃるご家庭の方々は、今月の給与明細を会社から受け取ったら、是非チェックしてみてください!
今月はもしかしたら手取りが減っているかも知れません。
 

「給与上がった覚えもないのになぜなの〜?!」と思われる方もいるかもしれません。


 

◆今年までは厚生年金保険料が上がり続けている

実は平成16年から毎年0.354%(今年は0.118%)段階的に厚生年金保険料は引き上げられてきました。
そして、今年の9月が最後の引き上げとなり、今後厚生年金金保険料率は18.3%で固定となります。

保険料は9月から変更となりますが実際に天引きされるのは10月納付分からです!

厚生年金保険料は会社と本人が折半して支払うので、2017年9月からの厚生年金保険料率18.3のうち、本人が差し引かれるのは9.15となります。

◆これは報酬に含む?含まない??

厚生年金保険料を求める際には、「標準報酬月額」というものを求める必要があります。
これを求める際、4月~6月までの報酬の平均額を出す必要があるのです。

この報酬に含まれるものと含まれないものを以下に分けてみました。

 これを見ると分かるように、

昨年の7月以降~今年の6月までに
 
*基本給が上がった方
*家族手当がもらえる家族が増えた方
*遠距離通勤になった方(今年4~6月もまだ遠距離通勤中)

もしくは今年の4月~6月に

*残業代が多かった方

 
 などは10月納付分から厚生年金保険料が増額になる可能性が高いので、注意が必要です。

◆ 標準報酬月額と厚生年金保険料について

現在の標準報酬月額は、1等級(8万8千円)から31等級(62万円)までの31等級に分かれています。


                   「標準報酬月額表」日本年金機構HPより抜粋
  

「標準報酬月額」とは 
  
厚生年金保険料の計算のベースとなる金額のこと

「標準報酬月額」の求め方
  4月~6月の3か月間の報酬(基本給、各種手当など)の平均を算出し、「標準報酬月額表」に当てはめて求めます
             ↓↓↓
  これが
今年の9月から来年8月までの「標準報酬月額」になります

「厚生年金保険料の求め方」
  上記の標準報酬月額に、保険料率を掛けた金額が給料やボーナス(賞与)から天引きされます

(例)4月から6月までの報酬の平均<報酬月額>が28万5千円だった場合
  標準報酬月額は18等級のところの28万円
  毎月給与から差し引かれる厚生年金保険料は25,620円/月

 

 
以上今月の給与明細についてお送りしました。
厚生年金保険料が上がっても、将来の年金が増える可能性があるので悪いことばかりではないですが、急に上がっていたらビックリしますよね。 
 
 
今回の10月給与明細、是非注目してみてくださいね!